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下町・南東部

旧市街の正面玄関・ヴィル門がある下町の南東部。タリン最古の建築・ドミニコ修道院や聖カタリーナの小径では、中世の雰囲気に浸りきることができます。



タリン旧市街・下町南東部の地図 - エストニア名所図会





親方たちの中庭

ラエコヤ広場の北東の角、市議会薬局からApteegi通りを東に進むと、下町東部のメインストリート、Vene通りに出ます。ここを右折して少し南に行ってみましょう。通りには、オープンテラスのレストランがどこまでも続いています。少し行くと、左側に中庭に続くトンネルがあり、入り口の横断幕には赤地に白文字で"MEISTRITE HOOV"(親方たちの中庭)と書かれています。

「親方たちの中庭」には工芸職人たちの作業場があり、手作りの工芸品を売っている他、人気のチョコレート菓子を食べられるカフェや、ゲストハウスがあります。親方たちの事務所では、タリンカードの提示で絵葉書がもらえます。

住所:Vene通り 6番地

店舗や事務所の営業時間:午前10時~午後6時
カフェの営業時間:午前8時~午後11時


ヴィル門

Vene通りを更に南に進むと交差点があり、ここを左折するとViru通りに入ります。この通りを東に行くと、正面に円柱の塔が2つ見えてきます。かつては陸路で町に入る場合の正面玄関であり、現在も新市街との境目になっているヴィル門です。

かつてのヴィル門は幾重もの防御が施された巨大な城門でしたが、19世紀後半の都市整備でほとんどが取り壊されました。2つの円柱の塔は、その名残りです。

塔と塔の間から見える高層ビルはソ連時代のランドマーク、ソコス・ヴィルホテルです。

セーターの壁

ヴィル門からViru通りを戻り、最初の角を右折してMüürivahe通りを北に向かうと、すぐ右手に城壁が現れます。これがタリン名物、「セーターの壁」です。

セーターやマフラー、ミトン、帽子など、北国ならではのニット製品を売る露店が所狭しと並んでいます。絵柄は、エストニアの伝統的な模様が入ったものから現代的なデザインまで様々。可愛らしい手編みの製品は土産に最適で、値引きも可能です。

ヘッレマン塔

「セーターの壁」に沿って北に進むと、露店が途切れた辺りに城壁の入り口があります。城壁の上には、3階建ての「ヘッレマン塔」があります。

ヘッレマン塔は14世紀に建設され、「太っちょマルガレータ」同様、平時には監獄や武器庫として使われていました。現在はアートギャラリーになっています。

ここから城壁の上を散策すると、様々な角度から旧市街を展望することができます。

住所:Müürivahe通り 48番地
開館時間:午前10時~午後6時


ドミニコ修道院

城壁から降りて、Müürivahe通りを更に北に行ってみましょう。右手の城壁のに沿ってレモン色の建物があり、赤提灯がぶら下がっています。これは「北京」という中華料理店ですが、目当てはここではありません。店の入口を過ぎて、赤提灯が途切れる少し手前で左側を見て下さい。

「北京」と同じレモン色の建物の一階部分に、中庭に続くトンネルがあります。分かりにくいですが、これがタリンに現存する最古の建物「ドミニコ修道院」の入り口です。

建設されたのは1246年。デンマークのヴァルデマー2世がエストニアを征服して、トームペアに要塞を築いたのが1219年ですから、タリン(当時の呼称は「レヴァル」)の街が形成されはじめたばかりの頃です。

ドミニコ会は1206年に聖ドミニコが南フランスで結成し、1216年にローマ教皇に認可された修道会で、清貧の実践と神学の研究、普及活動を使命としていました。そのため修道院は、エストニアのキリスト教化を進めた北方十字軍の宗教的な拠点になりました。

しかし16世紀になり宗教改革が始まると、エストニアはルター派の勢力圏になり、修道院は閉鎖に追い込まれます。ドミニコ会はカトリックを代表する修道会の一つであり、数多くの異端審問官を送り出していたため、ルター派に敵視されていたのです。

現在は博物館になっていて、東側のMüürivahe通りから入ると、修道院の部屋を見学することができます。ただし、事前予約が必要です。西側のVene通りから入るとカトリック教会の聖ペテロ・パウロ教会があり、その奥に石造りの美しい回廊に囲まれた、修道院の中庭を見ることができます。

住所:Müürivahe通り 33番地
電話:+3725112536
E-mail:info@paideia.ee
開館時間:午前11時~午後5時(5月15日~9月30日)月曜休館
入館料:8ユーロ(子ども4ユーロ)


聖カタリーナの小径

今度はMüürivahe通りを少し戻ってみましょう。再び中華料理「北京」を横目に南へ進み、「ヘッレマン塔」の入り口に着く少し手前、右側にある薄緑色の建物に2つのアーチがあります。南側のアーチは中に入ることができるので、くぐってみましょう。

このトンネルの奥には、「タリンで最も中世を感じられる場所」とも言われる「聖カタリーナの小径(Katariina Kaik、カタリーナ・ギルド通り)」があります。

この路地の北側にはかつてドミニコ修道院に併設されていた聖カタリーナ教会(Katolik kirik)がありました。工芸職人のギルド「聖カタリーナ・ギルド」があり、中世そのままの小部屋でエストニア伝統の工芸品(ガラス製品、陶器、キルト、帽子など)を作っています。作業は一般に公開されており、工芸品を買うこともできます。



聖カタリーナの小径を西に進むと、「親方たちの中庭」があるVene通りにぶつかります。右折して北に向かうと、タリン市博物館や聖ニコライ聖堂がある下町の北東部。

左折すると、「親方たちの中庭」の手前にApteegi通りがあり、ここからラエコヤ広場に戻ることができます。

Vene通りを南へ進むとViru通りと合流し、さらに直進するとツーリストインフォメーションやニグリステ教会、山の手に至ります。